【新型シエンタ】コスパ重視のおすすめオプション。付けてよかった厳選5つ!

おすすめオプション
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すでに納車から二か月が経過していますが、最近徐々に新型シエンタを見かけるようになってきました。先日は偶然、同一グレード&カラー(Zグレード、アーバンカーキ)の新型シエンタの後ろをついて走ることになったのですが、シエンタの文字色が山吹イエローのサイドエンブレムとバックドアアクセントモールを装着しているのが確認できました。

サイドのsientaはワンポイントになってセンスいい感じ。バックドアアクセントモールは新型シエンタのもってりとしたリアビューを引き締めてくれます。自分は装着しませんでしたが、なかなか良いですね~。

さて、今回は購入した新型シエンタのおすすめオプションについて書いていきます。

おすすめ度No.1:パノラミックビューモニター

おすすめ度No.1に輝いたのは~~~、パノラミックビューモニターです。価格は27,500円とリーズナブル。

パノラミックビューモニター

いわゆる全方位モニターで前後左右に4つカメラを搭載し、うまいこと合成して車を真上から見ているような映像を表示させます。これにより、運転席から直接見ることができない死角をカバーし、周囲の状況を一つの画面上で把握することができます。

パノラミックビューモニターを使用する前は、バックモニターだけで十分と考えていたのですが、駐車する際には切り返しの必要がほぼなくなり駐車時のストレスを全く感じなくなりました。また、かなり見切りが良いので、壁際にギリギリまで近づけたい時なども大活躍です。これは絶対に選択すべきオプションです。

ただ画質はイマイチで、くっきりパキッとは表示されず、「車両周辺を直接確認してください」の文字までもにじんでしまうという表示性能です。後述する10.5インチのディスプレイオーディオPlusとの組み合わせでは、あらが目立ってしまいます。

ちなみに、パノラミックビューモニターをつけない場合、ドアミラー下に小型のサイドアンダーミラーが付き、ある程度は左サイドの死角はカバーできるようになっています。

新型シエンタにはもう一つ、後ろ上方から見たような映像が表示される床下透過表示機能付を選ぶとアドバンストパーク+パーキングサポートブレーキがセットで付いてくるオプションが存在します。

アドバンストパークは縦列駐車と並列駐車をほぼ自動でやってくれ、駐車が苦手な人にはとてもうれしい機能で、さらにパーキングサポートブレーキによって、前後だけでなく左右含む周囲の静止物が近づくとブレーキをかけて回避してくれます。

ただ、アドバンストパークが必要な人は、駐車場に止めるときに5回くらい切り返しをして、ようやく駐車できる人に限られます。それ以外の人は面白くて最初何回か試してその後使わなくなる、というパターンになるので、不要ではないかと。

さらに、93,500円と一気に高くなってしまうのがネックで、画質にこだわりがなく、ある程度駐車スキルがあれば、あえて付けるまでもなく、自分はリーズナブルな素のパノラミックビューモニターのみを選択しました。トヨタの他の車種ではアドバンストパークとパーキングブレーキサポートなし仕様で床下透過表示機能付パノラミックビューモニターのみ(つまり床下透過付きの高画質版)のオプション設定も用意しているに、新型シエンタではそれが選べず残念です。これに限らずですが、新型シエンタではどうやら納期短縮のためオプションの選択肢を減らして対処しているようです。

おすすめ度No.2:ディスプレイオーディオPlus

続いておすすめ度No.2に輝いたのは~~~、ディスプレイオーディオ(コネクティッドナビ対応)Plusです。価格は89,100円とやや高め。

ディスプレイオーディオPlus

Z, Gグレードに標準搭載されるディスプレイオーディオ(8インチ)と比較したメリットは以下の通り。

・10.5インチと大画面化: ジャストフィットで8インチにあった隙間無し!
・車載ナビ搭載 (8インチ版は5年間無料のコネクテッドナビかApple Car Play/Android Autoを利用)
・TVチューナー搭載 (8インチ版は33,000円のオプション)
・CD/DVDデッキはどちらも41,800円のオプション

通信機能なしで使える車載ナビ搭載というだけでもリーズナブルで、それ以外にも画面が大きくなり、TVチューナーも搭載していることを考えると、大盤振る舞いと言っていいかもしれません。トヨタ車以外ではナビがディーラーオプションになっているケースが多く、大画面を選んだ場合だと25万円程度の出費を覚悟しないといけません。

なんといっても画面の大きさがかなりのメリットで、10.5インチは純正品としてはかなりの大型です。しかも最近増えてきているウルトラワイドではなくHD(1280×720)ですので、縦方向の長さが物足りないということはなく、画面の位置的にも視界を遮らず高さもちょうどよいです。

配色やフォントも選べますが、解像度の不足も感じられず目にやさしい感じで見やすいです。画面の動きもストレスなく、ナビ案内中は地図の回転時に滑らかにぬるっと動き、解像度はHDですがスマートフォン並みの表示品質です。

ただ、市販品のような車載ナビを期待していると、そこまで賢くなく機能的にも及びませんが、多くを求めなければ普通に使えます

さらに期待できるのは、不定期ですがソフトウェアアップデートによる機能の追加や改善が行われることです。先日も経路検索で一般道優先が追加されるなど機能の追加がありました。

TVチューナー搭載なのですが、あまり車内でテレビを観るという習慣がないもので、あまりメリットを感じないというのが正直なところ。リアモニタがあって走行中に見ることができれば後席で楽しむことはできますが、そもそも前席でテレビが必要な人っている?んですかね。できればTVチューナーはオプションにして、5万円台の価格に抑えてほしかった~。

CD/DVDデッキは41,800円のオプションですが、最近はサブスクが主流ということもあり、CDいらずでスマートフォンよろしく、BluetoothやApple Car Play/Android Autoでつないで気軽に聞けるので、オプション扱いでよいと考えます。

一応6スピーカー搭載でダッシュボード上に搭載されたスピーカーにより、高音はフロントウィンドウに反射させているため、ある程度音の広がりは感じますが、そもそも音域が狭く高音がきれいに鳴ってくれません。また、低音は主にドアパネルに設置されたスピーカーの役割ですが、こちらもスカスカでまったくダメ

純正のスピーカーシステムでは仕方ないのかもしれませんね。今後、社外品を検討することにします。

おすすめ度No.3:アルミホイール

続いておすすめ度No.3に輝いたのは~~~、15×5 1/2Jアルミホイール(切削光輝+ブラック塗装/センターオーナメント付)です。価格は55,000円とメーカーオプションなので安めの設定。

アルミホイール

Zグレードでは鉄チンホイールに中央部がダークグレーに塗装された樹脂キャップが装着され、おしゃれな感じで鉄チンだからと言って安っぽく見えないのですが、15インチとはいえ55,000円でアルミホイールが手に入るのであれば、買いです。

純正ならではデザインのマッチングもよく足元が引き締まり、カッコイイです。社外品のアルミホイールもよいですが、後付け感が出ないようにマッチするデザインのを見つけるのが大変だったり、インチアップすると乗り心地悪化も懸念されますので、ここは純正オプションをお勧めします。

ただ欲を言えば16インチが欲しかったところ。ディーラーオプションにも16インチは用意されていません。

おすすめ度No.4:アクセサリーコンセント

続いておすすめ度No.4に輝いたのは~~~、アクセサリーコンセント(AC100V・1500W/インパネ1・荷室1/非常時給電システム付)です。価格は44,000円。

給電前席

トヨタ ハイブリッド車ではおなじみのAC100V出力が可能な装備です。インパネと荷室にそれぞれAC100Vソケットが付きます。

これはメーカーオプションで「選択しない場合」は納期が遅くなるということで、選択せざるを得なかったのですが、いざというときに役立ちますし、キャンプに行ったら役立ちそうですし、付けていて損はないかなという感じです。PCとモニタつないでノマド的な使い方もできますしね。(たぶん、やらんけど。。)

電力供給は、ガソリン満タンで平均400Wだと約5.5日使えるとのことなので、災害時には非常に役立ちます。当然ながらキャンプとかでそこまで使うと、自走して帰るガソリンがなくなってしまいますので、使いすぎないよう注意が必要です。

ちなみに、定格で1500W出力できるポータブル電源を選ぶと、1024Whクラスのものが必要となり、価格的には15万円〜20万円くらいしますので、それが44,000円で装着できるのは、かなりお得です。

おすすめ度No.5:フロアマット(ベーシックタイプ)

続いておすすめ度No.5に輝いたのは~~~、フロアマット(ベーシックタイプ)です。価格は24,750円の安いほう。

もう一つデラックスタイプというものがあるのですが、縁取りの色が黒・グレー・カーキから選べ、消臭・抗菌・抗ウィルス・抗アレル物質・防汚処理がされて、32,450円と約8千円高くなります。

フロアマット(ベーシック)

フロアマットの装着率はかなり高いですが、だいたい勧められるのは「デラックス」とか「ハイグレード」(車種によって呼び方色々ありますが)になります。

新型シエンタもしかりで、その質の良いほうのフロアマット(デラックス)と、サイドバイザー、ナンバーフレームがセットになったベーシック「いちおし」セットというものが用意されています。

見積時には何も言わないと大概このオプションがデフォルトで入ってきますので、自分は見積もりの際にはいつも「マットはベーシックタイプで、サイドバイザーとナンバーフレームはいらないです」と伝えます。

お得なセット価格(新型シエンタでは2列シート用で64,460円)となっていて一見安いようですが、そもそもサイドバイザー(風切り音うるさい)とかナンバーフレーム(かっこいいの?)とか要らないし、マットもどうせ汚れるし、マットにお金かけなくてもよいので、フロアマットはベーシックタイプで十分です。

ただ、オプションカタログには後ろのほうに小っちゃく記載があるケースが多く、見つけにくいようになってますので、よおく探しましょう。

付けたオプションこれだけ!?

実は装着オプションは発注時にしか装着できないメーカーオプションだけでなく、後付け可能なディーラーオプション含めて、今回紹介した5点のみなんです。

選んだオプションが少なかった理由について、解説していきます。Zグレードでは必要な装備がほとんど標準であったため、というのが第一の理由として挙げられます。Gグレード(ハイブリッド)と比較して以下の装備に差があります。

・アダプティブハイビーム&ライン発光テールランプ: オプション設定なし(10万円相当)
・ハンズフリーデュアルパワースライドドア: 33,000円
・エレクトロシフトマチック(停止保持機能付LCC): オプション設定なし(5万円相当)
・本革巻ステアリングホイール: オプション設定なし(3万円相当)
・ファブリック巻きインストルメントパネル: オプション設定なし(1万円相当)
・運転席アームレスト: オプション設定なし(1万円相当)
・後席用サンシェード: オプション設定なし(2万円相当)
・ホイールキャップ(ダークグレーxシルバー):オプション設定なし(1万円相当)
・グリルモール(金属調塗装):オプション設定なし(1万円相当)

Zgrade front view

オプション設定のない装備が多く想定オプション価格を書いてますが、ZとGでは22万円の価格差に対し装備品は25万円~30万円相当になりそうでお得感があり、どれもオプションだったら付けていた装備です。

シエンタZグレード

それ以外にも、そもそも新型シエンタでは装備が充実していて、オプションでの選択肢が必然的に少なくなっています。装備するまでもなく標準装備となっているものがいくつかあるというわけです。
他の車種だとオプションになりそうな装備は、ドライブレコーダー(前方)、ETC1.0、ブラインドスポットモニター、パーキングサポートブレーキ(前後方静止物、後方接近車両)、ドライバー異常時対応システムになります。どれも付いててよかったといえる装備です。まあ、その分車両価格が高くなってしまっているわけですが。。

今回は、装着したおすすめオプションについて書いてみました。今回のオプション以外にあのオプションはつけなかったの?とか、ほかに欲しい(勧めたい)オプションは?とか、社外品の装着品についてとか、また別の機会に触れていきます。