オーナーなら無料で使えるMy TOYOTA+アプリを紹介していきます。車自体に通信環境が整っていて、直接アプリから車の情報が取れる非常に有能なアプリです。
まずは燃費関係の話から。5月の走行距離は427kmと若干少なめでしたが、平均燃費は相変わらずの高燃費を継続し、28.0km/lを記録しています。これで、購入してから4ヶ月が経過し総合燃費は26.8km/lまで上昇してきました。
新型シエンタは燃費スペシャルではないのに、普通に乗ってこの燃費が出るのは本当にすごいです。かといって走りが悪いわけでもなく、逆にアクセルペダルを踏めばエンジンだけでなくモーターアシストも加わり、十分以上の加速が得られます。スポーツ走行するわけではないので、ほとんどの人はこれで満足できるレベルです。
5月の平均燃費は28.0km/lと高燃費を継続
4月の平均燃費は、28.3km/lを記録しWLTCモード燃費28.4km/l(ハイブリッドZ 5人乗り)に迫る数値を叩き出しましたが、5月も高燃費を継続し、28.0km/lと好成績。
当たり前ですが、街乗りの信号待ちでスタート&ストップの繰り返しが少なくなれば少ないほど、ハイブリッド車は高燃費を叩き出すことができます。
新型シエンタのハイブリッド車はアクセルペダルが軽めで、スタート時にちょっとでも深めにアクセルを踏んでしまうと、エンジンがすぐに始動し燃費を悪化させてしまいます。この場合には、スピードメーターの外周にある、CHARGE – ECO – POWERの表示が役に立ちます。目安としては、ECOの真ん中を超えるとエンジンがかかるので、これよりPOWER側に振れないようにアクセルをコントロールすることでエンジンが始動することなく、モーターのみで走行することができます。ただ、この走り方は結構かったるい加速なので、前方が詰まっている時や後方に車がいない時に使える技です。このテクニックを有効に活用することにより、燃費向上することができますし、環境にも優しいので、ぜひ使いこなしてほしいですね。
これまでのトリップ燃費ベスト10
平均燃費はこれまで投稿していた通りですが、当然トリップ燃費は良いケースと悪いケースがあります。その中でも特に燃費が良かった、トリップ燃費ベスト10を発表します。(走行距離10km以上の中から抽出)
順位 | 日付 | 走行距離 | 運転時間 | 平均速度 | 平均燃費 |
第1位 | 4/16 | 11km | 0:21 | 31.9km/h | 36.1km/l |
第2位 | 5/27 | 17km | 0:35 | 29.4km/h | 35.4km/l |
第3位 | 4/22 | 14km | 0:25 | 34.1km/h | 35.3km/l |
第4位 | 4/30 | 15km | 0:29 | 31.1km/h | 35.1km/l |
第5位 | 5/4 | 14km | 0:34 | 25.0km/h | 33.6km/l |
第6位 | 4/2 | 19km | 0:36 | 31.7km/h | 33.2km/l |
第7位 | 4/29 | 16km | 0:30 | 31.6km/h | 32.6km/l |
〃 | 2/25 | 15km | 0:27 | 33.6km/h | 32.6km/l |
第9位 | 5/14 | 22km | 0:39 | 33.9km/h | 32.0km/l |
〃 | 3/20 | 11km | 0:20 | 33.8km/h | 32.0km/l |
第1位はなんと、新型シエンタハイブリッド5人乗りの郊外モード燃費30.2km/lを軽々と超える、36.1km/lを記録!郊外で渋滞がなく、信号待ちも少なかったことから高燃費が達成できました。春先ですし、エアコンも使う必要ないので、条件はかなり良かったと言えます。
その他の結果を見ても、全て32km/l超えという結果になりました。これらのほとんどが郊外一般道で、信号が少なく、渋滞なし、エアコンなしのECOモード使用ですので、高燃費が出て当然という感じですが、当たり前のように高燃費を叩き出すのは、本当にトヨタのハイブリッドシステムの凄さを感じます。
前車フィットe:HEVとの比較
新型シエンタの前に乗っていた、ホンダフィットe:HEVクロスター(FF)2020年モデルでは、エンジンで発電しバッテリーに充電、その電力を使ってモーターを駆動して走行するシリーズハイブリッド方式を採用しているため、非常に静かでなめらかな加速を行い街乗りではかなりスムーズでした。
一方で、高速域ではエンジンを使った方が燃費が良くなることから、80km/hを超えるとエンジンが直結モードとなりますが、パラレルハイブリッド(エンジン+モーターアシスト)ではないため、やはり高速の燃費はあまりよくありません。
事実、カタログ燃費では郊外モード29.7km/lに対し高速道路モードでは25.8km/lと落ち込みが大きくなっています。実際の高速道路燃費の方も、20km/lから良くても24km/lといった感じで、WLTCモード燃費を達成するのはかなり難しいという感触でした。3年弱乗った生涯燃費も、WLTCモード燃費27.2km/lに対し24km/l程度と、善戦はしているもののあともう一息といったところ。
これに対し、新型シエンタのハイブリッド(5人乗り)では、シリーズパラレルハイブリッドであるため、30.2km/l、27.8km/lと落ち幅が小さくなっています。実際に高速道路を使って100kmほど走行した時は28km/l以上を記録し、高速道路モード燃費を簡単に上回ることができてます。
新型シエンタは一般道(郊外)でもWLTCモード燃費を軽く上回ることができていることから、断言はできませんが、トヨタ車の方が余裕を持った燃費表示になっているのではないかと考えています。
まだ、購入してから4ヶ月で走行距離2000kmですが、WLTCモード燃費28.4km/lに対し26.8km/lとかなりの好成績です。
これからも定期的に燃費は報告していきます。
超絶便利なスマホアプリMy TOYOTA+
当ブログでも頻繁に登場している燃費のキャプチャ画像ですが、My TOYOTA+で取得したものです。
このアプリは非常に便利で、燃費の確認はもちろん残燃料や駐車位置の確認、ドアロックの閉め忘れやハザードの消し忘れ確認(通知)等が可能です。
それでは詳しく見ていきましょう。まずは基本的なところで、「車の情報」からナンバー、残燃料、総走行距離、後続可能距離等が確認できます。
最近、有料駐車場でナンバープレートの番号で精算するタイプがあり、その際に役立ちます。あれ、うちの車のナンバーって?と、新車で購入したばかりだとナンバーを覚えていなかったりしますよね?その時にこのアプリで確認すれば、一発でわかります。
また、新型シエンタのハイブリッド車は後続可能距離が800km〜1000kmにもなるので、「ガソリンいつ入れたか問題」が発生します。特に自分の乗り方だと、2ヶ月に一回の給油で済んでしまうので、入れどきを忘れてしまいます。そんな時に、残燃料や後続可能距離は、お出かけ前にガソリン入れる必要があるかどうかが確認でき、非常に助かります。
続いては、「ハザード」、「エアコン」、「カーファインダー」と並んだボタンです。ハザードとカーファインダーこれは大きな駐車場で大活躍します。新浦安にある某テーマパークでは広大な駐車場で、「車どこ駐車したか問題」に遭遇します。そんな時にこのボタンをポチッとすると、カーファインダーボタンで大体の場所がわかり、ハザードボタンでハザードが点くのでピンポイントで探すことができます。数十年前に自分の車が探せずさまよったことが、今の時代、こんなに簡単に車が探せるようになるなんて・・
続いて「エアコン」はリモートでオンオフができるサービスになります。これは残念ながら、有料オプションで、月額220円かかってしまいます。車に乗る前に事前にエアコンをつけておき、いざ出発となった時には車内が快適な温度になっているという、暑がりさんや寒がりさんにはありがたい機能になります。自分は契約していませんが、夏場暑い時期にだけ契約するというのもアリかもしれませんね。
次は「リモートサービス」のところです。リモート確認では、ドアの開閉、ドアロック、窓の開閉、ハザードランプ、ボンネット、オートアラームの状態がわかります。うっかりドアロックしてなかったり、ハザードつけっぱなしだったりすると、アプリやメールで通知してくれますし、さらにリモートでロックや消灯もすることができて、便利この上ないです。
メンテナンスのところでは、電子キーの電池残量とエンジンオイルの残量が確認できます。これはまあ、そんなに便利かというとそうでもなく、まあこんな機能があるという程度ですかね。エンジンオイルは汚れを確認して、的確な交換時期をお知らせしてくれるのかなり便利なんですけどね。そういった検出はまだ実現できないようです。
続いては「レポート」のところです。ドライブ診断では余計なお世話ですが、毎月ごとに安全運転とエコ診断の項目で評価をしてくれます。安全運転の項目としては、アクセル、ブレーキ、スピードについて安全運転を心がけているかを診断してくれます。他の人の運転とこの診断結果を見比べたわけではないですが、結構甘めな採点のようで簡単に100点が出てしまいました(自慢?)。自分の運転を振り返る意味では、役に立つのかもしれません。
また、エコ診断ではアクセルワーク、ブレークワーク、速度キープ、アイドリングの項目を診断してくれます。エコ運転に徹していれば満点が取れると考えていますが、自分は92点が最高点で、100点は取ったことないです。アクセルワークで少し減点されているようです。個人的には、これで満点をとるような運転の仕方だと、かなり緩慢な加速になり、後続車に迷惑をかけてしまいます。まあ賛否ありますが・・
100点が取れなかったり、極端に点数が低かったとしても、憤慨せずにこれを機に運転を見直すとか、そういう風に利用すれば良いのではないでしょうか。逆に高得点の場合には、自分はそういう運転ができているんだと、同乗者にも安心して乗車してもらえ、自信にもつながります。
マイカーログについては、いつもお世話になっていて、トリップ燃費が簡単に確認でき、走行距離、航行時間、平均速度、平均燃費だけでなく、走行した軌跡も記録してくれています。
あとで振り返って、あの日、どこ出かけたっけ?という時にも走行軌跡を見れば思い出せますし、月毎に平均燃費をまとめてくれているので、こういったブログを書くときに非常に助かってます。ただ、ちょっとグラフが見にくかったりするので、欲を言えばcsv形式でデータを出力してくれると、もっとデータ管理がしやすくなってより便利なんですけどね。今後に期待したいところです。
さて、今回は5月の平均燃費とMy TOYOTA+アプリについて、記載しました。
新型シエンタハイブリッドは、相変わらずの高燃費で「ガソリンいつ入れたか問題」が発生するほどです。
My TOYOTA+アプリは、今の時代こんなに便利になっちゃって〜、という感じで手放せない必須アプリですので、これから新型シエンタを購入される方や、新型シエンタを購入しているけど、まだアプリ入れていないという方は、非常に役立つ便利アプリですし、T-Connectの無料会員に登録すれば使えますので、ぜひ利用してほしいですね。