我が家にシエンタがやってきた!まるでペットみたいな愛着がわくデザイン

新型シエンタサイドビュー
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2022年8月23日にフルモデルチェンジし発表・発売されたトヨタのシエンタが納車されました。新型シエンタと言えば「シカクマル」のデザインコンセプトで、やわらかく・かわいいし動物的なフェイスは愛着がわきます。かといって甘すぎず老若男女誰にでも受け入れられ、フランス風デザイン(フィアットパンダにどことなく似てます)はかなり好感触で家族ウケもよいです。
契約・発注したのが発表から一か月後の9月23日、それから2023年1月28日に納車でしたので、待つこと127日(4か月とちょっと)でした。昨今の新車納車状況からすると、まあまあ早いほうなんじゃないでしょうか。

パワーユニットは迷うことなくハイブリッド

シエンタハイブリッドシステム

購入した車両は、ハイブリッドZグレードのFF/5人乗り仕様で、本体価格は287万円。

ハイブリッド車はガソリン車よりも35万円も高いので、コスパだけで判断すると10万キロくらい走らないと元が取れない計算です。年間1万キロも走らない我が家ではコストメリットは見出せません。。

しかし、最近のハイブリッド車はひと昔前のそれとは比べ物にならないくらい、よく走ります。15年ほど前に2代目プリウスのレンタカーを借りて、某夢の国まで往復100kmほど走ったのですが、燃費重視で踏んでももっさりとしか加速しない感じで、ハイブリッドとはこういうものなんだと悪い印象を持っていました。
ところが、この新型支援他ハイブリッドは、燃費性能を重視しすぎて加速しないなんてこともなく、パワーモードを選べば踏めば十分すぎる(自分にとっては)加速をします。技術の進歩を如実に感じますね。

また、ハイブリッドならではのなめらかな加速、バッテリー搭載によって重量バランスが良くなったことによる乗り味、環境性能、車内の静かさに加え、ガソリン車との装備差もあり、総合的に判断しハイブリッドに決まりました。ガソリン車になくハイブリッド車のみに装着される装備としては、前後の揺れを制御する「ばね上制振制御」、渋滞時に効果を発揮する「レーダークルーズコントロールの停止保持機能」があります。これらの装備については後日あらためて。

5人乗りのほうがメリット大

シエンタ5人乗り

7人乗りは5人乗りと比べ+4万円と差額は少なく、大は小を兼ねるのではということでちょっとだけ迷いましたが、次の4つの理由で5人乗りを選択。

  • 6人以上乗ることはほぼない
  • 3列目のシートは狭く実用的ではない
  • 5人乗りの方が荷室の使い勝手が良い → フラットで長い空間
  • リアシートのスライドはできないけど、2列目の足元は十分すぎるほど広い

5人乗り2列シート車と6人乗り3列シート車ではセカンドシートの折り畳み方法が異なり、3列シート車はサードシートを格納するためタンブル構造となっていてセカンドシートは前方に折りたたまれ荷室長が短くなってしまいますが、2列シート車ではセカンドシートがダイブダウン構造により、背もたれを倒すことで沈み込み、後席全体を完全なフラット状態にすることができ、最大2m超えの広大な荷室を得ることができます。

足を伸ばして寝ることや、自転車などの大きな荷物も積むことができるのが大きな魅力ですね。

グレードは外観の差が大きい

シエンタZグレード

グレードについては3タイプで上位グレードから「Z」「G」「X」があり、Xグレードは最廉価版ということで装備面でかなり見劣っていたので選択肢から除外。

GとZは価格差22万円と結構な差ですが、実用的な装備が満載です。
アダプティブハイビームLEDライン発光テールランプハンズフリーパワースライドドア停止保持機能付きのレーザークルーズコントロール本革巻ステアリング7インチマルチインフォメーションディスプレイインストパネルのファブリック貼り運転席アームレスト後席サンシェードなどZグレードには欲しい装備が満載(お得?)でしたので、あまり迷うことなくZを選びました。

特に、アダプティブハイビーム、LEDライン発光テールランプは装着されることにより、見た目の差がかなり大きいので、最初からZグレードを選ぶ人が多いのではないでしょうか。

装備や価格差の妥当性などは今後検証していきます。

車の印象が大きく変わるボディカラー

シエンタボディカラー

続いて重要なボディカラーです。

日本車にはあまり魅力的なボディカラーを揃えた車種が少ないと感じていて、パールホワイトやブラックというカラーが多く、一般受けしているようですが自分はそれらの色は苦手で、今まで乗った車では一回も選んだことがありませんでした。

ところが新型シエンタには魅力的なカラーが多くあり、かなり悩ませてくれました。

最後まで悩んだのは、カタログとCMでよく見かけるアーバンカーキと、あまり見かけないベージュ。どちらも最近はやりのくすみカラーでシエンタのデザイン、キャラクターに合っていて捨てがたいカラーです。

最終的には、購入して数年たった時にもしっくりくるような気がして、ボディカラーはアーバンカーキを選択しました。ちなみに人気カラーは、KINTOの記事によると、2022年12月現在、1位はベージュ、2位がアーバンカーキ、3位がダークグレーだそうです。ありがちな白や黒ではなく、くすみカラーやナチュラルな印象のボディカラーに人気が集まっていますね。

内装色のほうは、Zグレードだとなんとブラック、カーキ、フロマージュの3色から選べ、カーキのみファンツールパッケージ(オプション価格はゼロ円!)なるものが含まれていて、センターピラーがボディ同色(標準はブラック)になります。

フロマージュは車内が明るく感じられく印象ですが汚れが目立ちそう、ブラックはシックな感じですが車内が暗く埃が目立ちそう、カーキはシエンタのキャラクターに合っていて内装自体はそれなりの質感なのですが、カップホルダーやセンタークラスターがオレンジ色となり全体的におしゃれ感満載で、実車での色味もよかったので、内装色もカーキ(ファンツールパッケージ)を選択しました。

初回は購入した新型シエンタのグレードについて触れました。次回以降、新型シエンタに関する様々な情報を書いていきます。